検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Separation, purification of $$^{177}$$Lu$$^{m}$$ and preparation of $$^{177}$$Lu$$^{m}$$-EDTMP

Chen, D.*; 橋本 和幸

Journal of Nuclear and Radiochemistry, 26(2), p.84 - 87, 2004/05

$$^{177}$$Luは、がん治療に適した$$beta$$線及び画像化に適した$$gamma$$線を放出し、かつ治療に適当な半減期(6.75日)を有していることから、がん治療用核種の一つとして注目されている。一方、$$^{177}$$Luの放射性医薬品を研究開発するうえで、体内動態など長期的に追跡するためには、より半減期の長い$$^{177}$$Luの核異性体である$$^{177}$$Lu$$^{m}$$(160.9日)が有効と考えられる。そこで、本研究では、$$^{177}$$Lu$$^{m}$$の製造法として、酸化ルテチウム(Lu$$_{2}$$O$$_{3}$$)の中性子照射により生成する$$^{177}$$Lu$$^{m}$$をターゲット中に存在した不純物に由来する副生成物($$^{46}$$Sc, $$^{169}$$Yb, $$^{170}$$Tm等)から陽イオン交換法により分離する方法を検討した。その結果、分離して得られた$$^{177}$$Lu$$^{m}$$の放射能量は、製造終了時において18.2MBq(Lu$$_{2}$$O$$_{3}$$:30mg, 照射:JMTR591時間, 冷却時間:318日間)であった。これはターゲット溶解時の母液中の放射能18.7MBqに対して97.3%の収率であった。放射性核種純度は、99.5%以上であった。また、得られた$$^{177}$$Lu$$^{m}$$を使用して、転移性骨がんの疼痛緩和薬としての利用が期待される標識化合物であるルテチウム-アミノメチレンリン酸化合物($$^{177}$$Lu$$^{m}$$-EDTMP)の合成条件の検討を行い、97%以上の高い標識率が得られる条件を決定した。

論文

Production of no-carrier-added $$^{177}$$Lu via the $$^{176}$$Yb(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Yb$$rightarrow$$$$^{177}$$Lu process

橋本 和幸; 松岡 弘充; 内田 昇二*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 255(3), p.575 - 579, 2003/03

 被引用回数:42 パーセンタイル:91.74(Chemistry, Analytical)

$$beta$$線放出核種である$$^{177}$$Luは、がん治療用の核種として有望である。半減期が6.73日,$$beta$$線の最大エネルギーが498keVで、組織中の$$beta$$線の飛程が短い。さらに、画像化に適した208及び113keVの$$gamma$$線を放出する。Lu-177は、通常$$^{176}$$Lu(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Lu反応を利用して高収率・高比放射能で製造される。しかしながら、標識抗体などを利用する放射免疫治療の分野ではより高い比放射能のRIが望まれている。そこで、無担体の$$^{177}$$Luを製造するために、$$^{176}$$Yb(n,$$gamma$$)$$^{177}$$Yb $$rightarrow$$ $$^{177}$$Lu反応を利用した製造研究を行った。本製造法では、マクロ量のYbターゲットから無担体の$$^{177}$$Luを分離する段階が最も重要である。本研究では、逆相イオン対カラムクロマトグラフィーを用いて、その分離条件を検討した。その結果、5mgのYb$$_{2}$$O$$_{3}$$を用いた場合、80%の分離収率で無担体の$$^{177}$$Luを得ることができた。

論文

$$beta$$線放出核種によるリン酸化合物への標識; 転移性骨腫瘍による疼痛の緩和を目指して

橋本 和幸

Radioisotopes, 48(7), p.505 - 506, 1999/07

甲状腺癌,乳癌,前立腺癌などが進行すれば多くの場合骨転移を生じ、激しい痛みを患者に与える。この痛みを緩和するのに、高エネルギーの$$beta$$線を放出する放射性医薬品が注目されている。リン酸基を含む化合物は、骨へ集積することが知られており、そのRI標識化合物である$$^{99m}$$Tc標識化合物が骨疾患の診断薬として幅広く使用されている。そこで、治療に有効であると考えられる$$beta$$線放出核種を用いてリン酸化合物を標識し、骨にこの核種を集積させることにより疼痛緩和を行おうというものである。本稿では、疼痛緩和を目指した$$beta$$線放出核種によるリン酸化合物への標識について$$^{186}$$Re,$$^{188}$$Re,$$^{153}$$Sm及び$$^{177}$$Luの例を簡単に紹介した。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1